投資は「資本に投じる」、投機は「機会に投じる」

投資はプラスのイメージ、投機はマイナスのイメージをもたれているかもしれませんが、必ずしも投資はプラスで投機はマイナスと言うものではありません。まずは、投資と投機の意味の違いを理解しましょう。

投資=資本に投じる

投資というのは生産的な手段のためにお金を出し、それを何らかの形で運用してもらうことでその果実を受け取ると言うものになります。
株式投資で考えると、投資家は企業(経営者)に出資をします。企業はそのお金を使って事業を行い、その事業から得られた収益を配当や株価上昇(企業価値上昇)という形で還元します。

このように、何らかの生産手段のためにお金を投じることが「投資」となります。投資というものは、それによって「付加価値」が創造されると言う点に注目することが出来ます。その結果、経済全体が発展することに寄与できるというのも投資の醍醐味の一つです。

【例】
アパートを建て家賃が入ってくる。

投資家は投資した会社状態を見る。

投機=機会に投じる

投機における「機会=チャンス」というのは単純には短期的な値動きを指すのが一般的です。株や為替などにおける短期的な価格変動をチャンスとして捉えて取引をすることが投機となります。
一般にギャンブルやマネーゲームと呼ばれあまり「投機」と言う言葉が好印象をもたれることは少ないのが現状です。

株式の売買においてもデイトレードやスイングトレードといった短期取引であれば、投資ではなく投機という扱いになります。

また、最近ではFXが人気となっている為替取引(外国為替取引)があります。こちらは投資と投機という区分でいけばすべて短期売買であろうが長期保有であろうが投機ということになります。

なぜなら、為替(通貨)に資金を投じることによって何らかの付加価値が創造されることはないからです。為替投資という言葉もありますが、本来の意味から考えると間違った用法といえます。

ただし、為替取引に関しては実需(貿易等の目的での売買)もあります。こちらについては為替レートの上下を目的に取引しているわけではないので投機でもなければ投資でもありません。

【例】
競馬・競輪・バイナリーオプション

投機家はお金の上がり下がりを見る。

『マネーマガジン』様資料